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解決事例集 精神の障害

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当事務所で取り扱った内のほんの一部の事例ではありますが、ご紹介させて頂きます。

傷病名 統合失調症

(経過)
30代前半 女性。20代後半の平成X年頃、当時勤務していた職場内の対人ストレスによりイライラ感や抑うつ感、不眠等の症状が出現し、また、周りから色々な声?が聴こえたりするようになり、会社にも出勤できず自宅に籠るようになった。また、慢性的に咳が出るようになったため、自宅近くのA総合病院の心療内科を受診した。同病院では、職場のストレスによる心因性漱咳と診断され、以降、半年ほど同病院に通院し、職場は勤務困難で退職したが、さらに病状は悪化し、「隣の人が悪口を言っている」と言って家を飛び出そうとしたり、突然何かに向かって「うるさい!」と叫んだり、床を踏み鳴らしたり、突然に物を投げたり等、異常な言動が顕著となり、父親が精神科専門のBクリニックに連れて行った。

同クリニックで統合失調症と診断され、以降、父親が毎回連れて同クリニックに通院し治療を続けたが、数年経過すれど、病状は改善することなく、陽性症状は無くなったものの、逆に、全く無表情で何を言っても反応が無い陰性症状が顕著となった。この時点で、父親から当事務所に障害年金の申請依頼があった。

(問題点)
当初相談時には、申請上の問題点は特に見られなかった。A総合病院心療内科初診時は、会社に勤めており厚生年金加入時で、初診日要件、保険料納付要件に問題無く、また障害状態も、陰性症状が極めて顕著で、全く無表情無反応で終始ボーとしており、日常生活は全面的に親の介助が必要な状態で2級相当と判断された。したがって、A総合病院で初診日の証明の医証を取得し、その写しを添付して、Bクリニックに初診日から1年6月経過時の障害認定日頃現症の診断書と、現在の現症の診断書を依頼した。

ところが、Bクリニック医師は、統合失調症と最初に診断したのは自分のところだから、初診日は自分のBクリニックに最初に受診した日で、A総合病院心療内科の初診日を当件の初診日とする診断書は書けないと主張した。そうすると、Bクリニック初診時は、既に会社を退職しており国民年金加入時となるので障害厚生年金ではなく障害基礎年金の対象となるものであり、また、障害認定日も異なることとなる。

A総合病院の診断「心因性漱咳」は、何らかの精神疾患が疑われる疾病であり、また当時から統合失調症の症状が見られたものであるので、A総合病院心療内科を初めて受診した日を、当件障害の原因となった傷病の初診日と考えるべきものであることを説明したが、納得されず診断書を記載されず、診断書が無ければ、障害年金の請求自体できなくなるため、止むなく、同医師の言うBクリニック初診を当件の初診日として、診断書を記載して貰うこととし、A総合病院心療内科初診時が当件初診日と考えられる旨の当事務所の意見書を添付し、障害厚生年金として裁定請求を行った。

(結果)
当事務所の主張通り、A総合病院心療内科初診日が当件の初診日と判定されたため、Bクリニック医師に、その旨を説明し、改めて診断書を記載して頂き、2級の障害厚生年金の支給が決定した。

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