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解決事例集 その他の疾患による障害

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当事務所で取り扱った内のほんの一部の事例ではありますが、ご紹介させて頂きます。

傷病名 発作性夜間ヘモグロビン尿症(再生不良性貧血) 審査請求にまで至った事例

(経過)
50歳代前半、女性。会社勤めをしていた20歳を過ぎた頃(年金法改正前)から、全身の倦怠感や易疲労感が激しくなり、尿の色の異変に気が付き、A大学病院を受診。即日緊急入院となった。入院後3ヶ月頃に、発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)と確定診断された。同疾病は、しばしば再生不良性貧血と合併・相互移行するもので、かつては、重症例の50%以上が半年以内に死亡するとされた難病で、息切れ・動悸・めまい、易疲労感等の貧血症状や、出血しやすい出血傾向、発熱等を主症状とするもので、請求者においても同様の状態であった。その後、長年に亘り闘病生活が続き、A大学病院に入退院を繰り返してきた。

30歳半ば頃に、A大学病院の主治医が、B病院に移ったため、請求者もB病院に転院し、その後も、現在までB病院に受診している。上記諸症状により、ご本人のQOLは大きく阻害され、ほとんど自宅で横に伏せて過ごさざるを得ないものであつた。50歳となった頃、障害年金のことを知り、ご主人より、当事務所へ依頼となったもの。

(問題点)
当事案は、発病並びに初診日が年金法改正前であるため、旧法が適用されるものであるが、旧厚生年金保険法では発病日が厚生年金加入期間中であることが、その障害年金の支給要件の一つである。しかし、前述のとおり、請求者は初診医療機関A大学病院から、B病院に転院し、そのA大学病院の終診から既に20年近くが経過している。 したがって、A大学病院では既に診療録(カルテ)が保存されておらず、発病日や初診日の証明であるA大学病院の医証が取得できないものであった。また、本人の手元にも、初診日を特定できる疎明資料は見つからなかった。

しかし、入退院等をくりかえしていたものであるので、カルテは無いにしても、入院記録等、それに替わる何らかのものが無いかを、さらに追及したところ、A大学病院で初診日のみ判明する電子記録があることが判った。これは、あくまで、初診日の記録だけで、どのような状態(如何なる病態)で診察を受けたか等は、一切不明なものであったが、A大学病院で、その初診日のみの証明書を貰い、かつ、現在の主治医はA大学病院でも診て貰っていた医師であるので、同医師に当時より発作性夜間ヘモグロビン尿症でA大学病院に受診していた旨の証明をして頂いた上で裁定請求を行った。

しかし、これに対し、日本年金機構は、発病日が厚生年金期間中であったことが確認できないとして不支給決定を行った。請求者並びに代理人である当事務所は、この不支給決定を不服として、審査請求を行った。幸いなことに、この審査請求中に、請求者の実家から、発病日や初診日の特定可能な傷病手当の申請書類の写しがあることが判り、社会保険審査官にその資料を提出し、審査請求が容認された。

(結果)
2級の障害厚生年金の支給が決定した。

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